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福岡の裏猫番長・海猫屋が綴る猫と映画と節操のないアレやコレやの雑記のblog


by umineko_ya
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天使と悪魔

天使と悪魔

監督:ロン・ハワード
原作:ダン・ブラウン
出演者:トム・ハンクス、アイェレット・ゾラー、ユアン・マクレガー、ステラン・スカルスガルド

海猫屋的満足度 ★★★★☆

ひっさびさにここの更新。
そしてひっさびさの映画館での映画鑑賞。

DVDやWOWWOW等で映画はいろいろ観てたけど。
感想を書く気分までに至らない作品ばかり…
特にハリウッド映画には食傷ぎみで、触手すら動かなくなっちゃってたんだけど。

この映画も触手が動いたわけじゃない。
というのが、前作の「ダヴィンチ・コード」は観てない、原作も読んでなかったから。

だが、しかし!

ミステリーとして普通に面白かった!
そして「どうなるんだろう!?」とドキドキに緊張した!

最初は例えばカトリックの歴史や背景、そういうものを理解してないと入り込めないのかと思ったが。
あとから考えたら謎解きは簡単。
特に歴史や背景を知らなくても、ミステリーとしてアクションとして充分満足。

観終わったあと「実は原作はあぁでこうで…」と教えてもらったけど。
原作が好きな人にはどう感じるかわからないけど。
原作は関係なく、娯楽映画として申し分なし!
テンポもいいし、悪は成敗されるし、ヴァチカンにも配慮してるし。(笑)
群集の歓喜によるメシア誕生!?と思ったときは、あまりの恐怖に鳥肌が立った。
それもうまーくまとめちゃってたしね。

映画としての娯楽性を重視してテンポを考え、原作を大幅に変えたのか?
あちこちに配慮していろいろ削除しているうちに、偶然テンポのいい映画に仕上がったのか?

それがどっちかはわからないけど、私にしてみれば面白かったんでよし!

ただ登場人物に対しては観終わったあと、なんの思い入れも沸かない。
「あぁ面白かった!」という感想のみ。

でも、それでいいんだと思う、映画って。
それもアリなんだと思う、映画って。

エンドロールの最後に

この作品はフィクションです。
実在の人物・団体などには一切関係ありません。


と出たときは、ちゅっと吹いた。(笑)
# by umineko_ya | 2009-05-24 21:37 | 映画・DVD

CAT WEEK 2009

CAT WEEK 2009

猫をモチーフにした作品が大集合!
イラスト、小物にアクセサリー、コルク人形、あみぐるみ、紙粘土、消しゴムはんこ、豆本がちゃぽん、博多人形まで勢ぞろい!

■会場:ギャラリーセレスト(中央区大名2-6-1福岡国際ビル3F)(1Fつるやゴルフ)
■期間:2月13日(金)~2月18日(水)
■時間:12:00~20:00

■会場:イムズ5F(中央区天神1-7-11)
■期間:2月20日(金)~3月5日(木)
■時間:10:00~20:00

同会場ともパステル画を出展しています。
どうぞお気軽に足をお運びください。

猫の日企画【にゃんにゃんワークショップ】開催
■日時:2月21日(土)、22日(日)13:00~18:00
■場所:イムズ5Fイベントスペース
■参加費:1,500円(画材はこちらで用意します)※入場は無料です

CAT WEEK 2009_c0035105_23591930.jpg
「CAT WEEK 2009」 猫好きによる、猫好きの、猫好きの為の展覧会
2月21日(土)と22日(日)イムズ5Fイベントスペースにて、パステル和アートのワークショップを開催します。
誰でも簡単に描けるパステルの技法で、可愛いのにゃんこのふんわりパステル画を描いてみませんか?

詳しくは【Cosmic Rabbits】まで。
# by umineko_ya | 2009-02-13 00:00 | 気紛れ日記

魍魎の匣

魍魎の匣(DVD)

監督・脚本:原田眞人
原作:京極夏彦
出演:堤真一 、阿部寛 、椎名桔平 、宮迫博之 、田中麗奈 、黒木瞳 、宮藤官九郎 、柄本明 、清水美沙 、篠原涼子 、マギー 、堀部圭亮 、荒川良々 、笹野高史

海猫屋的満足度 ★★★★☆

前作の「姑獲鳥の夏」があまりにアレだったもんで、ガチスルー決め込んでいたが。
よく考えたら監督が違うんだし、食わず嫌いせず劇場で観ておけばよかった…
かもしれない、と思った作品。
あくまでかもしれない。
試写で観ておけばよかった、ってラインがベストか?

っつーか、前作は実相寺の名前で観に行って、いかにも実相寺だったんである意味「仕方ない」と思ったのではなかったのだろうか?
いや、あれで気に入らなかったのは原田なんとかという女優の色気のなさだ。
しかし黒木なんとかさんはCMではシワ一本ないのにスクリーンだと結構老け(ry

前半の時系列の配分やテンポの良いカット割りは、邦画ではなかなか見られない。
結構ガッツリ見入ってしまった。
ただ後半の「匣」の中に入ってからは少しダレたのが残念。

実は「姑獲鳥の夏」は原作読んだのだが「魍魎の匣」は読んでない。
聞くところ(横で観てた大将)によるとかなり原作と異なるらしい。
確かに京極堂はこのように積極的に行動するキャラではなかったように思う。
が、これはこれで気に入った。

京極堂と関口、そして榎木津が揃うさまは、妙にお得感があったってことは内緒で。(笑)

「この風景はどこまで書き足したもんだろう?」なんて思っていたら、なんとVFXスーパーバイザーが知人だった。(笑)
今度会ったとき制作秘話なんぞ聞いてみようと思う、ほう。
# by umineko_ya | 2008-12-08 00:25 | 映画・DVD
男の子のヒーローそれは…
僕らのために、みんなのために悪と戦う。

女の子のヒーローそれは…
私だけのために悪と戦ってくれる。

極論だと思うが、根本はこの点の違いじゃなかろうか?

だからヒーローは恋愛がうまくいかないんだろうね。(笑)
# by umineko_ya | 2008-09-04 09:26 | 気紛れ日記

ダークナイト

ダークナイト

監督:クリストファー・ノーラン
脚本:ジョナサン・ノーラン 、クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベイル、マイケル・ケイン、ヒース・レジャー、ゲイリー・オールドマン、アーロン・エッカート、マギー・ギレン、ホールモーガン・フリーマン

海猫屋的満足度 ★★★★☆

「バットマン」という大冠を降ろして挑んだ作品やいかに!?

いや、よかった。
脚本が深い!演出もお見事!

そもそもこの「バットマン」というヒーロー像が非常に受け入れにくかったわけなのだが。
特殊な能力があるわけでもなく、両親を殺されたトラウマはあるにしても有り余る財産で優雅な生活。
ぶっちゃけ「なんのために悪と戦うのか?」という問いに「お金持ちの道楽じゃん?」と答えたくなるくらい。
微塵も感情が揺さぶられないヒーロー、それが今までのバットマンであった。
前作「バットマン・ビギンズ」でそのカタルシスのようなものは感じられたものの、それでも曖昧な部分があったが、今作でかなり明確になったように思う。

高潔すぎる正義感。

環境とか関係ない、ただブルースの人格に起因する以外考えられない。
言い方を変えれば「究極のマゾヒズム」だ。
そこに現れた対極の男・ジョーカー。
従来の悪党像を根本からひっくり返すような恐ろしさ満載!

怪演したヒース・レジャーのご冥福をお祈りします。

いや、この役は… やヴぁいよね?(^_^;)

ねたバレ注意
# by umineko_ya | 2008-08-31 19:38 | 映画・DVD